クレジットカードを利用するときに気をつけるポイント 会員規約の重要性

クレジットカードは現金を持ち歩かなくても買物ができ、
キャッシングでお金を借りることもできるなど、とても便利なものです。

 
その一方で、使い過ぎや不正利用といった
トラブルが多いのもまた事実です。

 
ここでは、クレジットカードを利用する上で
注意しなければいけない点について、説明しましょう。

 
まずはじめに、カード会員規約をしっかり読んでおくことが重要です。

 
クレジットカードというのは、
消費者がカードの発行を申し込み、
それをカード会社が認めることで、
会員として利用できるようになるものです。

 

この両者の契約に関して、
さまざまなルールが記されたものが会員規約です。

 

たとえば、クレジットカードというと、
一度発行されるたものは自分の物になると
考えている人も多いのではないでしょうか。

 
しかし実際は、カード会社が利用者に貸し出す形を
取っているということが、そこには説明されています。

 

そのため、カードが使用できるのは
あくまで会員本人だけです。

 
他人に貸したり譲ったり、あるいは借金の担保にする
といった行為はすべて禁止されています。

 

ほかにも、もし会員との間で訴訟になった場合には、
どの裁判所で行われるのか、
といったような説明もそこではなされています。

 
会員規約というのは、言葉づかいが分かりづらく、
また小さな文字が並んでいてどうしても読みづらい、
という印象があるのではないでしょうか。

 
しかし、どの内容も私たち自身に関わってくる
重要なことばかりが書かれてあるので、
かならず一度は目を通しておくようにしましょう。

 

次に、手数料についての確認です。

 

クレジットカードでは、買物やサービスの利用に
手数料がかかることがあります。

 

これは基本的に分割払いで必要となるもので、
ようするに金利と同じものと考えてください。

 
その手数料率は、カード会社や条件によってさまざまに変わってきます。

 
また、一括払いでは本来手数料はかかりませんが、
たまに店側が支払うべき加盟店手数料を請求してくる
ケースもあるので気をつけてください。

 
次に、支払日遅延損害金についてもチェックしておきましょう。

 
クレジットでは支払いが期日に間に合わなかった場合、
遅延損害金を請求されることになります。

 
この賠償額は、遅延した金額に各カード会社の
損害金率をかけたものとなりますが、
残りの元金の6%を超えることはありません

 
また、割賦販売法が適用されない契約では、
遅延した金額の14.6%が賠償額となることが
消費者契約法で定められています。

 
次に、伝票と請求書の確認についてです。

 
まず実際に商品を購入したさいには、
伝票の金額にミスがないかを確かめ、
カード会社から請求書が届くまでそれを取っておきましょう。

 
そしてあらためて、それぞれに食い違いがないかを確かめるようにします。

 
最後に、カードの管理に関する注意点です。

 
これも会員規約に記されていることですが、
仮にカードを不正利用されたケースであっても、
支払い責任はカードの所有者にあります。

 
そのため、紛失や盗難には日ごろから十分に
気をつけておく必要があります。

 
ただし、自動的に保険が付いている場合も多いので、
会員規約を見るか、カード会社にたずねるなどして、
あらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

このように、クレジットカードというのは管理が大変なものです。

 
保険料や年会費などのコストを考えても、
できるだけ数をしぼって、
むやみに増やさないようにするのも
ひとつのポイントです。

 

また、最近ではクレジットカードの代わりに
デビットカードを利用している人も多いでしょう。

 

ただしデビットカードの場合、クレジットカードと違って
購入したその場で代金が口座から引き落とされるので、
不正利用のさいに防ぎようがないというデメリットもあります。

 
誕生日や電話番号を暗証番号にしない
防犯意識の薄い店では利用しない
といった自己防衛が必要になります。